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ふくれっ面なきみ と 奇妙なコロッケ

来る12月6日(日) 今流行の地産地消をテーマに 岡崎駅近くの

服部工業の駐車場にて 「ファーマーズマーケット」が開催されます。

そこに僕は今回 参加するわけで・・・ 実演 ゴム印手彫りをすることに。


fa-ma-zu 1.JPG


その準備で 最近お昼休憩は無し・・・コツコツ彫り彫りです。 

機械で作るゴム印とは違って一つ一つが異なる。

今回は 年賀状のアクセントとして押す 小さな手彫りゴム印。


fa.JPG


彫る作業だけでなく 鋼の棒から 砥石で研いで ゴム刀を作る準備も大切。

そうして作り上げた道具でもって 一つ一つ切り回し 必要のないゴム部分を取り除く。

その取り除きによってできる 波目模様がとても美しい。

職人によってこの波目模様は異なるし 出来上がるゴム印も当然異なる。

刀のキレと 自らの手の動きがとても重要なわけで・・・

最近 手彫りゴム印は死語になりつつあるようだ。仕事そのものに 手間がかかるのと 

それをする職人が減っているのであろう。機械で事足りるという認識が世の中をおおっているようだ。

例え機械で事足りても 手彫りの技術は印章を作る上でとても大切であることを きみに言いたい。

機械では表現できない 職人としてのこだわり 価値 意味 が そこにはある。

そこから新しい物を生み出す原動力が生まれるような気がするなぁ~。

どんな時代であろうと 機械に頼り過ぎてはいけない 唯一無二の印章を作るために・・・

僕は そう学んできた。

 最近のきみは 何でもパクパク食べられるようだね。 

僕が 食卓について おかずを見てみると コロッケの真ん中が えぐりとられているのに気づく。

お母さんに 詳しく話を聞くと 

きみは 自分のコロッケをすぐに食べてしまい、 

もっとコロッケが食べたいきみは 僕のコロッケ お母さんのコロッケ じいさんのコロッケを

指差し 笑顔でにっこり した後 コロッケの中央あたりをえぐり パクパクもぐもぐ。

それに気づいたお母さんは 家族のコロッケ救出したものの 時すでに遅く 

家族全員のコロッケ中央に クレーター有り・・・。

コロッケを取り上げられたきみは  もっとコロッケを食べさせろと言わんばかりに泣きじゃくる。

家族が食卓で コロッケを食べる頃には ふくれっ面なきみと 奇妙なコロッケがそこにあるわけで・・。

その事情を聞いた僕らは きみのふくれっ面を見ながら 笑顔 でコロッケを食べた。



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