僕の「ウソ」 と きみの「おいしい」
6月5日 天気(晴れ) 夏のような暑さの中 ファーマーズマーケットの幕が上がった。
僕は 岡崎えきまえ発展会ブースでかき氷販売部長担当(実はチョイ補佐役)。
販売部長らしく 始めは手伝いに来ていただいた方に
自慢気にかき氷の作り方を指導するわけだが・・
僕のかき氷の作り方のほうが下手なわけでして・・・
瞬時に僕は販売部長を辞職し 販売部長交代の申請手続きという展開に。
100円のかき氷は 暑さの後押しもあり 多くの子供たちに大好評。
きみよりも少し大きいぐらいの子が目をキラキラさせて
「メロンとイチゴ」といって100円玉2枚を僕の手に渡したことを覚えている。
ガッガッガーと氷が削れる音と待ち望む男の子の目。
どちらも一所懸命な感じが僕は好きだなー。
メロンのシロップとイチゴのシロップがとても幸せな色に見えていたのか
あの男の子は とてもうれしそうにかき氷を持っていった。
僕も小さな頃 盆踊りなどでかき氷をよく食べたのを覚えている。
夏の暑さを一瞬にしてかき消してくれる 魔法の食べ物。
あの甘いシロップの味は どこか懐かしく、大人になってもうれしい味だ。
きみがかき氷を食べていると 僕が きみに「一口頂戴」とおねだり。
きみが僕に「無理」と言ってかき氷を分けてくれないから
僕は子供のようなウソをつくわけで・・・
「ああ あれなんだ~?」 きみが僕の指差す方を見てる隙に
僕はきみのイチゴ味のかき氷を素早く口へ持って行くわけでして・・。
その一口のかき氷は 僕の疲れを一瞬にして吹き飛ばしてくれた。
そんな一瞬の僕の幸せ劇に気づいていないきみは
次のスプーン一杯を口に入れていた。僕がきみに何食わぬ顔で「おいしい?」と聞くと
笑顔いっぱいで「おいしい!」というきみの姿は 僕のちっぽけなウソを かき消して
ファーマーズマーケットでの良い滑り出しを祝福してくれているようだった。
次回のファーマーズマーケットは6月19日(土) 良い天気になりますよう~に。
こんにちは!
ファーマーズマーケットのコトを
書いてくださってありがとうございます。
そうかー、ハンコ屋さんの、発展会のみ
なさんのかき氷の物語、いい感じでした。
もっと見に行っていたらよかったなー。
さて、このブログを、ワタシの書いている
地産地消ファーマーズブログで紹介さ
せてもらってもよいでしょうか?
by ファーマーズねえちゃん。 (2010-07-15 09:05)