50kmの挑戦

28．4.24　am8:30 龍城神社にて集合。

きみ　と　僕の　50kmウォークの挑戦である。

 

この挑戦は　去年150周年記念を迎えた三浦太鼓店特別イベントたったのですが、今年も5代目が歩きたいから歩くという趣旨のもとで今年も50kmをみんなで歩くイベントなのです。

 

この挑戦はちょっとしたお誘いに　夢見た僕の妄想から始まった・・。

三浦さん（三浦太鼓店店主）からのお誘いで

思い出した１枚の写真への憧れ。

その写真は　夕焼け・和也さん・息子さんの歩く背中姿。

僕も　きみ　と一緒に歩けたらと　思ったのが　すべてでした。

 

 

そんな妄想で始まった　「50km」

きみと僕は　13時間40分弱　歩き続けることに・・・。

 

30kmあたりから　きみは　ペースダウン。

何かが変わったように　足が前にいかないようだったね。

次々に後ろから抜かされて、気落ちするきみと　

リタイアをするかどうかを　尋ねる僕。

正直なところ　僕自身は迷っていたのです。

体にもしものことがあったら・・・　と。

それからは　休憩を多くして　抜かされて　軽く道に迷って・・・

歩きながら　きみに　質問をしました。　

 

「今まで生きてきた中で　一番嬉しかったことは・・なに？」

 

とても難しい質問に　色々点数をつけたり、比べたりして・・

一歩一歩進みながら　こたえた答えは　

 

「子ども会で　友達みんなでボーリングして、それからビンゴゲームして、お菓子をもらって楽しんだこと」だった。

 

大人が考える　特別なことではなくて、

ささいな日常の中で　たくさんの友達と楽しむ事　と　心動く些細なゲーム　と　ほんの少しのごほうび。　

少し驚いたのを覚えています。

それから僕に　同じ質問をするきみに　僕自身の方が戸惑うわけで・・

「今ままで生きてきた中で・・・一番か・・・」と　

きみにこたえた　答えは

 

「きみ　と　もうひとりのきみが生まれて・・家族がふえて・・すべての未来がそこにあることを感じた瞬間かなぁ・・」なんて答えたね。

 

僕の答えを聞くよりも　歩く苦しみに　耐えることに専念していたきみは

「へぇー」と一言。

きみと二人だけ　一度にこれだけ長くお話したのは今回が初めて。

たくさん　きみとお話をして　

自分の人生　や　きみの幸せを教えてくれた　50kmに

感謝しながら　ゴールテープを切りました。

 

50km完歩した　君は　自信に満ち溢れ、

「この体の痛さがまさに勲章さ」なんて言わんばかりに

肩風切って歩く姿に　僕は　幸せ　を感じました。

 

それから・・

何かと記念の赤Tシャツを　学校に着ていくことに

笑みを浮かべる　お母さんも　そこにはいます。　

 

「50km」は　何か大切なことを教えてくれました。

 

タグ：子供と歩く 歩く お父さん 父 成長 子ども 子供 こども 三浦太鼓店 50kmウォーキング