mottainai!手彫り印章=エコ(^-^)
「はんこのエコって何だろう?」
こんにちは、ボクつま。です。(^^)
台風にて、きみ。の学校の部活動も昨日はお休みでした。
本日は台風っぽい風の中、部活へ行くきみ。(うちの子)を見送る私。
「がんばれー」
今の小中学校等では、環境をテーマにした授業が多いようです。
環境を守る エコ ですね(^^)
神尾印房では職場見学、体験を受け入れているので、たまに聞かれるのです。
「環境に配慮していることは、何ですか??」
そんな時、職人が答えるのは
『手彫り印章つくり自体が、エコである』
という見方。
現代は、早く安くが当たり前な時代・・・
明日来る!!
何だったら、今日も来るか?!!(>。<)ぐらいな勢い。
そりゃあもう、早い早いっ。
配送業の方の悲鳴が聞こえます。。(--;)
わーすごい便利!!で、もちろん助かります(^^)が・・・
エコか??と言われると、うーーん。
このスピード感、手で書き手で彫る、手彫り印章は、
全く弱い。。
やはり機械と違い、彫り始めるまでの準備が必要なのです。
機械彫りの、PCフォントでピピッと字を入れる作業と
手彫り印章の「手で書く字入れ」は全く別物です。
印章職人が、その印章を持たれる方のお名前の字の字源から調べ
その組み合わせの美しさ
印を持たれる方の雰囲気
年齢や性別
様々なことを考慮し、思索し
一本の印章に筆で字を書き入れる
早いだけの印章にはない、作り手の魂が宿る。
その一本を大切に彫る姿勢こそ、
天然資源である印章素材を大事にする
=環境保護である。
貴重な資源を無駄にせず、
大事な一生ものをお作りする。
時代の流れで、天然資源は減り、手の届かない存在になるかもしれない。
その時、技術があれば、不要になった天然印材を彫り直す(改刻)という道もある。
それもエコのひとつ。
もったいない精神をもっと、はんこにも。
早い安いの大量消費の印章作りを、もう一度見直してみませんか?
それが技術が生み出す手彫りのエコ。
現在お持ちの印材への彫りなおしは、随時受付中です(^-^)
(彫りなおしは水牛、象牙等が適しています。)
想い入れのある親しい方の印材を、もう一度彫るという選択も素敵です。
昔の貴重な印材や、先人の彫り師たちの仕事に出会える、この改刻作業。
ボク。にとっても嬉しい勉強になる機会ですね^^
手彫り=エコ。
もはや、標準です。(^-^)V
BY ボクつま。
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