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「伝統から核心へ」はんこの授業でお呼ばれしました(^^)in愛知教育大学付属岡崎小学校 [はんこ職人が教える]


小学生からの質問「はんこの仕事でなにを大切にしていますか」



職人「単なる道具ではなく、想いをかたちにすることを大事にしてはんこを手で彫っています。」




はじまりはじまり~~




こんにちは。ボクつま。です(^0^)




「日本の伝統工業はこれからも続いていくことが出来るのか」




という「脱はんこ」が叫ばれる昨今のなか、



とてもキャッチ―なテーマをご提示いただきました。




愛知教育大学付属岡崎小学校4年生を対象にした社会課の授業。



おかざき匠の会へのご使命があり



神尾印房の印章職人のボク。と他にも伝統工業の職人さん達がお呼ばれでした。



上記のテーマは小学生さんたちが事前に考えをまとめて発表してくれる予定でしたが

ボク。のせいで時間がなくなっちゃった??のかな・・・す すみません><




質問はたくさんあり、手彫り印章の道具もお見せしました。



みんな驚くほどしっかり考え、意見を言えていました^^



伝統をつなぐという大変さ



何のために続けているのか



日本の伝統工業の存続の難しさ



匠の会でのひととの繋がりの大切さ





後半にボク。が伝えたこと。




それは幼い我が子に向けて過去に作った手彫り印章作品




「二〇印 はたちのしるし」のお話。






20印 画像.jpg

<二〇印 はたちのしるし 平成28年の作品>





ボク。「想いをかたちにするのをすごく大事にしている中で



20歳になる未来のこどもへおくる印章作品への想いをこう記したので



紹介します。」




以下の作品紹介文を授業で一人の男の子に音読してもらいました

・・・・・・・・・・・・・




「 誕生した際に希望を篭めて付けた名前を、印章に刻み兜に配した。



生まれてから20年。




一人前の成人となる元服の儀式になぞらえ、




決意の証しとしての印章を贈る。




大金星とは、明らかに格上の相手に勝つ意。




社会に出て、

 



自分なりの大金星をあげるキミを夢見て、




親からの最大のエールを贈ります。





「〇〇家長男、〇〇へ 父より」  平成28年8月
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



自分で読まずに小学生の子に読んでもらったのは




当時の熱い想いに、涙ぐんでしまうから。





「ありがとうございました!!」






こちらこそ。思い出させてくれて、ありがとう。





これからも、想いのこもった美しい印章を作っていきます。







BY ボクつま。





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