桜満開。新年度が始まりました。



こんにちは、ボクつま。です(^0^)!



お話は今年2月の出来事。



手彫り印章を一から、時間内に、かつ美しく、彫り上げる技能グランプリに出場せよ!



ラジャー(^0^)

 



というわけで、神尾印房のボク。こと神尾尚宏が一級印章彫刻技能士


愛知県代表として出場しましたレポートです。





ゼッケン3番 当日のパンフレット、出場証書





さる2024年2月23日 前日の会場下見に向かうボク。



JR小倉駅の会場(西日本展示場 新館)へ



小倉駅 到着・・・・





えっ!!!!!!!!!





「メーテルっっ!!!」




あの「銀河鉄道777」のマドンナ 謎の美女メーテル が



ちっちゃいテツロ―(笑)とベンチに!!




原作者 松本零示先生が東京に出る前に小倉で過ごされていたという。




我らがキャプテンっ ハーロック様 も、どちらかにいらっしゃったようです


(^0^見たかった~~!!)




という素敵な街なわけで。

 


下見を終えた後、緊張をほぐすため町をぷらぷら



なぜかトイレに何度も行ったり





この日の夜はホテルでおとなしく就寝~~~





そして・・・







当日がやってきました。




朝一会場入りして





AM9時 よ~~い、はじめ!




ここから一本の角印(30㎜角)を「いちから手で書き、手で彫る、はんこ作り」大勝負の始まりです。




ここにいるのは全国から集まり、この日のために準備してきた一級印章彫刻技能士のみ。





緊張感 マックス





当日はネットでライブ中継もされていました!



同日に離れたところから雰囲気を見られるのでとても良い企画と思います^^



これ、小中高校とか学校で一部見せてもいいのではごわはんか!!


いろんな職種が見られもんそ!(ホクホク)






そして、ここには「本物の手彫り印章」が確かにありました。



多くの印章店で、手彫り印章が宣伝文句に使われだして久しいですが



その多くは、残念ながら 本当の手彫り印章を作ってはいません。



製造工程の中に機械彫刻を一度でも入れたらそれは手彫り印章ではないのです。


(BY平成14年に現公益社団法人全日本印章業協会が公正取引委員会に提出の自主基準により作成の印章製造工程の定義より。)





「手彫り印章とは何か?」




この会場にそれは確かにありました。




いちから印影を印材に手で書き



印刀で荒彫りし




最終工程の仕上げを行い



捺印



全ての工程で機械は一切使わず、手で書き、手で彫り、手で仕上げる



字入れ、荒彫り、仕上げの全ての工程を手作業で行うのが手彫り印章。




いまいちど、原点に立ち返り、見つめ直したいものです。




この日のこの会場には



技術に向かい合い、自分の限界に挑んでいく


真摯な印章職人たちの姿が確かに見られました。



ライブ映像の様子






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捺印作業にさいごまでこだわり、 


提出。




17時 競技終わり




お疲れさまでした。




この日はホテルで熟睡です。




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競技を終えた翌日、2月25日(日)



近くの門司という町をプラプラ




観光でも人気のとっても美味しいお寿司屋さんをたまたま見つけて




ご飯を食べたりしたそうな・・(^^うらやまし~~お約束の写真なし)




食べ物 とっても美味しい街だったようです。




普段出歩かない ボク。の プチ贅沢。





夕方に先生方、競技選手同士の懇親会





競技結果は。。。今回は 入賞ならず。




もちろんがっくりな ボク。




でもそれは全国には真摯な手彫りはんこ職人がまだ(僅かながら)いる証




まだまだ、更なる精進を誓うボク。





今日も大事な息子さんの手彫りはんこをとお客様がいらっしゃいました。





時間はお待たせしますが、丁寧に想いをこめてお作りします。





あの日の会場で見た「本当の手彫り印章」を彫る風景を 勇気にかえて。








BY ボクつま。






●NHK北九州ニュース映像で畳作りの後に出てくる印章彫刻職種に神尾選手が一瞬映っています(^^)